眼鏡の断片

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四良石 恵美/シライシ メグミ

四良石 恵美/シライシ メグミ

英一郎の実母であり霊能者、一族からは「魔女」と呼ばれ忌み嫌われていた。夫の令二とは見合い結婚である。
基本的な霊能力を持ち、彼女の長い髪には霊力が宿るとも言われていた。死因は首吊り。

天然(重要)。

四良石恵美(霊能力者)  四良石英一郎霊能力者)  四良石令二(凡人)

なお、彼女はハーピーであり子宮、そして「理解」である。


――

かあさんはかあさんだぼくのかあさんだ優しくてきれいでぼくをやさしく抱いてくれるのはかあさんだけだったかあさんかあさんその手そのぬくもりその肌その髪その目ぜんぶ好きだよかあさんが好きだあははうふふかあさんかあさんかあさんはぼくだけのものだ

冬虫夏草の根本、蝉の幼虫に付着し た菌の胞子  それはまさしく「かあさん」の存在だった


夢うつつの中 英一郎と自分の名前を呼び手を伸ばしてくる不気味な”アレ”はかあさんか?
そうしてだんだん英一郎の柔らかい部分をえぐり始める「ソレ」
思い出と記憶と悪夢の比率が裏返ってきた頃に  彼はかあさんの墓へ出かけた。

彼の性欲を満たしてくれる人がかあさんしかいないのは、必然であった
かあさんに対する愛の分だけ口から泡を吐く


四良石恵美の墓の前に散った赤は亡霊に囚われた少年の末路
精液の白と血液の赤で愛情のピンク


彼は生まれなかった蝉


彼女への想いを燃やしながら消えた蒼い星  
愛の果てに原始の海へ還った青い命

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